ぎりぎりにっきリターンず

乳がん闘病記時々日常日記

年末年始とじいちゃんの話  前編

今更ですが、新しい年になりました。
今年も頑張って生きていきたいと思います(/・ω・)/

ちょっと色々とバタバタしていたり、ドラクエビルダーズ2が面白すぎて
寝る時間がマッハになったりで、久々の更新です。
そして、1月も後半というのに今更ながらの年末年始な話です(;´Д`)
長々と書いてますが、忘れないうちに残しておきたいのもあり、
乳がん系の話を読みたい方はここは飛ばしてもらっても大丈夫です(;'∀')



年末年始は、以前の記事に書いた通り私の実家に帰省して年を越すのですが…
まず29日に友達と忘年会をしてそのまま私だけ遅れて実家入りをする、
というステキな計画が、友達のパパに出張が入って都合が悪くなり
普通に29日の夕方から揃っての実家入りしました。

いつも実家に行くと2階の部屋に居るじいちゃんとばあちゃんに挨拶に行くので、
この度も着いて早々に顔を出しに行きました。
ばあちゃんは前回会った時と変わらぬ様子(耳が遠い&ややボケ気味)

じいちゃんは、ちょっと喋るのがおっくうなのか、
(^^)<じいちゃん、来たよー!暫く居るから世話になるね♪
と声を掛けましたが、手を (´ω`)∩ 見たく上げてくれて挨拶終了。

ダメな孫で申し訳ないのですが、行く度にやれあれをやってくれ、
これをやってくれ、と雑用を頼まれるのでまだ三が日まで居るし、
と、そそくさ退散。
(実際、前回行ったときはその部屋の換気扇の掃除を命じられました( ´_ゝ`)
ちなみにその時はさりげなくパパに振りました。パパすまん・・・・)

その後で母がサラっと、
('母')<じいちゃん、もうあまりご飯食べれないし春まで持たないかもよ?
と、言ってました。
その時は、ふーん…そんなに悪いのかなぁ、一時的なものなんじゃ?
なんて思ってました。

31日はお昼にお蕎麦を食べました。
例年ではじいちゃんもばあちゃんも皆揃って食べるのですが、
今年はじいちゃんは階段降りるのエライ。
ということでそれ以外の皆で食べました。

その夜、よりによってこんな年末時にTVの調子が悪いみたいで紅白も見れず
(地上波がXっぽかった)
適当に流しているTVをチラ見しつつスマホをポチポチしていると、
10時半くらいに突如じいちゃんからの呼び出しチャイムが鳴りました。
しかもタイミング悪く、母は入浴中Σ( ̄ロ ̄lll)
↑の母からの話を聞いていたので、なんかあったんじゃ!っどうぢよ~((((;゚Д゚))))
と、とりあえず風呂の母に呼び出しなったけど~と聞きに行くと、
今お風呂だから、代わりに聞いてきてーとの事
エエエエΣ(゚д゚lll)…と思い、
代わりに聞いてきて~とまたもやパパに振りました。パパすまん・・・・
娘ちゃんもまだ起きていたので、一緒に聞きに行ってくれたみたいですが、
入れ歯を外してしまっているせいかなのか、喋るのもままならないせいなのか。
何喋ってるかわからん…という事で今お母さんお風呂だから、後から来させるね。
と話して降りてきた模様でした。
慌てて風呂から上がった母が用事を聞きに行ったところ、
入れ歯の洗浄液を作ってくれ。とのことだったみたいでした(* ̄- ̄)


そして、年が明けました。
娘ちゃんを父母に任せて家に置いて、パパとア〇タのお年玉くじを引きに行きました。
狙いはバルミューダのトースターです( ̄▽ ̄)
結果は購入金額の商品券を受け取りあとBOXティッシュをつ貰い家に帰りました。
うん、今年もハズレだね!
(´;ω;`)

帰宅後、これまた元旦恒例の朝昼兼用なお雑煮と御節的なものを食べました。
例年ではじいちゃんもばあちゃんも皆揃って食べるのですが、
今年はじいちゃんは階段降りるの(略
いつも、居るなら居るで、なんかどうでもイイ用事を言いつけてきたり、
今ここでその話する?(#^ω^)な話題を振ってきたりで(#^ω^)な訳だった訳ですが
そして、毎年恒例の半分ネタと化した?
('Д')<来年はもう一緒に食べれんかもしれんなア
が聞けないものちょっと寂しかったです。

食後はまた娘ちゃんを父母に預け、パパと残ってたらいいなーの福袋を探しにあと、
最後に夕飯用にケンタでチキンを買って夕方に戻ってきました。

ちなみに、実家に泊まると大抵夜は呑んでいるのですが、
今自分のマイルールで、ケモの後で処方される吐き気止めのデカドロンが終わるまでは
お酒を避けているのもあり、ノンアルのビールを少し用意してあったのもあって、
それが残っていたので、その夕飯時には何故かそちらを飲んでいました。
そしてお風呂を済ませ、チキンをむさむさ食べていると母のスマホが鳴りました。
叔母さんからで、
じいちゃんの様態を従姉妹に話したら予定を繰り上げて会いに来る。との事。

従姉妹の家族は正月休み全般は旦那さんの実家に行き、
後半の3日くらいからこちらに来る。
というパターンなので、いつもだと会えなかったりもするので、
じゃあ今年は会えるなア♪と軽く思ってました。

暫くして従姉妹家族が到着し少し挨拶と雑談を交わし2階のじいちゃん達の部屋に
母と上がって行きました。
少しすると、従姉妹が慌てて降りてきて、開口一番に
おじいちゃん、やばいかも と

慌てて、皆で2階へ行きました。
おじいちゃん、おじいちゃん!と呼びかけるも返事はありません。
見た感じは眠っているかのようですが、体をゆすっても動きません。
顔や頭は冷たかったです…

横で母が119番に電話をし、救急車を呼んでいました。
電話越しからの救急隊員さん曰く、我々が到着するまで心臓マッサージをしてて下さい。
という事だったのですが、これまたどうすんだーと思っていたら、
従姉妹の旦那さんが心臓マッサージをしてくれました(´;ω;`)
胸を抑える度に、コポッコポッと音がして、もしかして呼吸戻る?!と思っていると
救急車のサイレンの音が近づいてきて、救急隊員さんが来てくれました。
男性の方、少し手伝ってください。という事だったので、
私達は作業の邪魔になるのも何なので
下に降りて待機していました。
とりあえず病院行かないとになるのでその隙にささっと着替えを済ませておきました。

じいちゃんが担架に乗せられ、救急車に母と乗り込むと、
私と父も車で後を追いました。
父もパパもお酒を飲んでいたので、虫の知らせか私だけ飲まずに居て良かったです( ノД`)
パパは、残されたばあちゃんが心配なので傍に居てあげてーと留守番を頼みました。

車を駐車場に入れ、ERに向かうと、母と一緒に呼ばれ、
蘇生処置(気管確保?の器具とか点滴とか)
をされたじいちゃんがベットの上に横たわっていました
傍に置かれた心電図は反応は無い様子でした。
そこでお医者の先生が、瞳孔反応もありませんし、何分もうご高齢ですし、
こういった処置ももうお辛いと思いますので、どうですか?と切り出してきました。
やはり。。。と思い、了承する母。
先生が最後におじいさんに話しかけてあげてください。とおっしゃったのですが、
もう涙が止まらず、じいちゃん、じいちゃん、というのが精いっぱいでした。


中編につづく。