ぎりぎりにっきリターンず

乳がん闘病記時々日常日記

年末年始とじいちゃんの話  後編

またまた続きました。
怒涛の終盤、ラストの後編です。


2日は我が家に戻り、年賀状をチェックしたり、
喪服その他を用意したりして、バタバタと一日終わりました。
パパがなんかカッターシャツ、首回りがキツイ。なんて言い出すので
夕飯を食べに行く前にイオンに寄りカッターシャツも購入しました。

3日、朝起きて朝マックでご飯を済ませ、再度実家に向かいます。
思ったより高速の出口が混んでいて、11時前には着く予定でしたが
実家に寄って、必要な荷物を取りに行ってたのもあり、
少し遅くなってしまい、ほぼ湯灌は終わりかけていました。
ほんと、じいちゃん今にも起きてきそうな穏やかな寝顔でした。

午前中はまだ何かよく分かっていない娘ちゃんは、
いっぱい遊んでくれる叔母さんが居るので
大喜びでキャッキャと遊んでいました。
が、
なんか昼前から急にぐったりし始めました。
とりあえず座布団とひざ掛けで簡易的な布団を作り、そこで寝かせました。
お昼は近所のセブンに買いに行き、
娘ちゃんはゼリーかプリンなら食べるかな?と見繕って買ってきました。
大好きなはずのゼリー、プリンなのに半分くらいしか食べず、
ぐったりと寝たままです。

15時位に一旦足りないものの買い出し&実家に寄っていた父母が戻ってきて
その時体温計を持ってきて、と頼んでいたので
早速娘ちゃんの体温を測ると、なんと39.9度Σ( ̄ロ ̄lll)
これはお医者連れて行かねば・・・
もしかしてインフルか?とも思いながら、
お正月なので救急やってるとこしかないなあ、、、と思い
じいちゃんが運ばれた病院に行きました。
が、その病院はそもそも小児科が無く=小児科の先生もおらず、
昼間だったのもあり、1時間以上は待ちになるので
同じ待つなら小児科の先生の居る小牧市民病院に行かれてはどうですか?
とオススメされ、一回出直します。と病院を後にしました。

あんなとこで1時間以上も待ってたら悪化するに決まっているし、
オススメされた病院は行った事が無い&そこそこ遠いののもあり、
以前にもここまで高熱では無かったのですが39度超えの熱が出た時も
一日寝たら治った事があったので…と思いながら
もっかい戻って、少し休めば熱も下がるかもしれない。
と様子見することにしました。

葬儀会館に戻り、再度座布団で寝る娘ちゃん。
で、その隣で一緒に寝る旦那ちゃん(;´・ω・)
朝マック、娘ちゃんが残したの食べてるのもあり、
あー俺も風邪移ってるかな~とか呑気なことを言ってまいたが、
せめてマスクしたらどうなのか。と思いつつ放置してました(-_-;)

19時から告別式で、18時に喪服に着替え準備していました。
再度娘ちゃんの熱を測るも・・・39.9度は変わらず。
皆に相談すると、高熱で脳炎とかになると大変だから医者に連れて行くべき。
という圧倒的な意見で、さっき行った病院は当てにならないので
違う大きい救急のあるリニューアルして立派になった病院があるのを
隣の市ですが、結構近いのを思い出し
(ここにもじいちゃん掛かっていた)

再度平服に着替え、車を走らせました。
待つのを覚悟で行きましたが、すぐ呼ばれて、病状を話すと
鼻にアレを突っ込まれインフルの検査完了となりました。
暫くして再度呼ばれ…結果はインフル陽性。A型でした。
インフルになった場合の出席禁止の説明書きを貰い、説明を受けて
治癒証明書が居るのならば、
5日経過後の後3日平熱ののち来てくださいね、と言われましたが
今帰省しているので、地元の小児科でも証明書だけ発行してもらえますかねえ?
と聞いたところ、
('医')<ほかの病院の事はちょっとわかりませんねえ・・・
とバッサリと言われました。そりゃそうだ(笑)
まあ、インフルにかこつけて(笑)
来週一週間も実家に世話になろう(*'ω'*)
治癒証明この病院でもらう方がたぶんめんどくないだろうしなあ。
パパは仕事があるので、先に帰って週末に迎えに来てもらえばいいや♪
という結論に達しました(笑)

お通夜は出れなかったのですが、翌日の告別式は
パパに娘ちゃんを見ててもらうという形で私だけ出る事にしました。
お昼の仕出しはパパの分も頭数に入れて注文してあったので、
昼前に先に受け取り、家に届けました。
娘ちゃんにはプリンを食べさせ薬を飲ませます。
そしたら、パパがなんか自分も移ったかも。だるいし、熱っぽい…と言って、
珍しく?!御膳を半分くらい残していました。
とりあえず、水分取って安静にしててねー。
告別式からの火葬場でたぶん夕方にはなると思う~と話しして、会館に戻りました。

告別式が始まり、ああ本当にお別れなんだな。と思うと
元旦にあれだけ泣いて、もう泣き果てたと思っていたのに
またポロポロと涙が止まりませんでした。
式が終わり、火葬場にバスで移動し、火葬室に入っていくじいちゃんを見て
ああ、本当にお別れなんだな。。。とまたポロポロと涙が出ました。

始めて火葬場に来たのですが、結構時間が掛かるのですね。
待合で飲物を飲みながら従姉妹らと話しをしながら待ちました。
じいちゃんに連れて行ってもらった場所の話とか。
真っ先に出たのがやはり山形行きの話でした。

幼稚園でママさん向けの英語のサークルに参加しているのですが
去年の宿題で、その例文に沿ったエピソードを発表する課題がありました。
私が中高生の時の夏休みにじいちゃんばあちゃん、
従姉妹と私の4人で10日間かけて、ばあちゃんの実家の山形まで
あちこち泊まりながら旅した事。で、途中でばあちゃんが旅費の一部の
大金が入った財布を落としてしまい途方に暮れるも、案内所に落とし物として
中身手つかずで届いていた事があり、そのエピソードで発表しよう。
と思ってたなあ~と。去年のあの時はまだまさかお正月にこうなるなんて
夢にも思っていませんでした。

火葬が終わった様でアナウンスで呼ばれ、
今度は綺麗に骨になったじいちゃんに対面しました。
係りの人に教えて貰いながら、二人箸でお骨を骨壺に入れていきます。
喉仏も綺麗なものが見つかりました。

再度会館に戻り、精進落としで夕飯だったのですが、先に私のみ抜けて
夕飯を調達して家に届けました。
娘ちゃんにゼリーを食べさせ薬を飲ませ・・・
で、パパは明日医者に行くとの事。
再度、会館に戻り夕飯をまた従姉妹らのテーブルに交じり食べ、
忘れ物が無いか確認し、実家に戻りました。

簡易的な祭壇も一緒に用意してもらっていたので
会館の方も一緒に来てくれて、
祭壇を組み立てセッティングしていってくれまいた。

じいちゃん、おうち戻ってきたよ(*´ω`)

それから翌日、パパは医者に行き(実家より徒歩1分w)
見事にインフルA判定を貰ってきました。
仕事は7日からだったのですが、上司に相談し、
もう1日休み8日から出社することにしたようです。
ちなみに幼稚園とは違い、大人なので(笑)パパの会社全体がそうなのか
部署がそうなのか分かりませんが治癒証明とかは要らない模様。

パパがぐったりするのと入れ替わり?!
娘ちゃんはタミフルが効いたのか熱も下がり、元気になり
遊びたがるようになりました(;´Д`)

そんなこんなでパパは7日に帰り、
私と娘ちゃんはそのまま実家に残り、週末にまた迎えに来てもらう。
という運びとなりました。
私も少し微熱が続き、疲れなのか風邪っぽい感じになりましたが
3日程度で回復したので、インフル貰った訳ではなかったのかなあ。と
38度超えると、クリニックで処方されている薬を飲まないといけないので
家に置いたままだったのもあり、大したことなくヨカッタです('Д')

しかし元旦が命日とは、じいちゃんらしいよ、ホント(*'ω'*)